サムスンの面接を受けるにはTOEIC900点をとらなければ合格できないなんて言われてますよね。2chのまとめにこちらのサイトのように、900点とったら就活無双したwww記事を見たことありますが、900点保持者の僕からしたら嘘にしか聞こえません。
また、TOEICの点数を人口10000人の町の住人に伝えると

なんて目を丸くして驚かれますが、
TOEIC満点でもGoogleの面接すら通りません。それどころか日本の一部上場企業でも普通に面接落ちます!
- 僕は大学を卒業する間際にTOEIC800点(学部四年生)
- アメリカから帰ってきてすぐ受けたテストで900点(大学院2年目が始まる時期)
を獲得しました。そこで今日の記事では、実際にTOEICを800点と900点を保持していた時の面接の様子についてお話しします。
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Contents
800点で面接
トビタテ!留学JAPANの面接では、TOEICの点数を聞かれました。


このような内容でした。正直TOEICスコアの質問はこれだけでした。また、某中国系PCメーカーのインターンの面接では、

TOEIC800点すごいですね。

あーはい。ありがとうございます。
とりあえず、点数を取った経緯とか聞いておいてやるかぐらいのノリでした。
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900点で就職面接
これは実際に一部上場企業で面接を受けた時の話です。相手は人事ではなく、技術面接官でした。



このような内容でした。もう世間話で終わりました。そして、技術面接官のTOEICに関しての関心のなさ。満点は990点です。それ以外にも多くの企業で面接を受けてきましたが、TOEICが高くてもあまり評価されませんでした。
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TOEICは英語力を測るテストではない
企業の人事は就活生を評価するプロです。いままで何人もの志望者を見てきて、もう既にTOEICテストが英語力に結びつかないことは知っています。
TOEICテストは主にリスニング(英語を聞く能力)&リーディング(英語を読む能力)を測るテストです。スピーキング(喋る能力)とライティング(書く能力)は一切測りません。
つまり、インプットできてもアウトプットはできないのです。どういうことか状況を置き換えてみましょう。
満点さん・・・wwww
スコアより大切なのは点数に達したまでのプロセス
上記で述べたように、TOEICスコアはあまり実用的な資格とは言えません。TOEICだけでなく、他の資格もそのまま仕事に活かせるわけではありません。人事が気にしているのはスコアにまで達成したプロセスです。
TOEIC900点までの道のりは簡単ではありません。点数獲得のために何が得意で何が苦手なのかをしっかりと自己分析をする必要があります。次に、自己分析を行った後に足りない部分をどのようにして補強していくかを考える実行に移す必要があります。
そのため、僕の中でTOEICのスコアというのは、英語力がメインではなく
どれだけ自分の弱点を分析ができて、それに対してどのように対処してきたか
を測るテストだと認識していて、スコアは上記の能力の高さを表していると思います。もちろん、この能力は働く上で必要不可欠なスキルですが、それを就活生に求めるのは会社によります。
昔のことはわかりませんが、巷で囁かれているTOEIC神話は崩壊しています。 TOEICだけでは就活が上手くいくわけではないことを心にとめておきましょう。
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英語学習のモチベーションとして、TOEICは最高
ここまでTOEICの悪いところばかり連ねてみました。しかし、アウトプットできないTOEICを馬鹿にしてはいけません。
TOEICは英語初心者のモチベーションをあげる最高のツールだと思ってます。じゃあ、英語の勉強の仕方もわからない初心者がいきなりTOEFL受けます!なんてなったとき、難しすぎて涙目に一気にモチベーションは下がってしまうことでしょう。
右も左もわからない英語初心者にとって、500点→600点→700点のように点数が上がっていく様子は、ゲームのレベル上げみたいで非常に楽しいと思います。なので、この記事を見てTOEICは英語に関係なし!と断定するのではなく、英語学習の最初のステップですのでぜひ高得点を狙ってみてください!
ただ、皆さんに知っておいてほしいことは、世の中で評価されるのはTOEICスコアではなく、そこまでに達したプロセスであることです。
皆さんもTOEIC高得点取った時に、TOEICは英語力を全く測るものではないと気づく時がくるはずです。そして、就活を迎えた時TOEICだけでは、通用しないこともわかってくると思います。
またこちらの記事では、成績や敬語などが就活にどれぐらい影響するかをまとめています。
ゴミみたいな記事ですね!
ご指摘ありがとうございます!精進します!