- トビタテ!留学JAPANの一次審査(書類審査)に合格した人
- トビタテ!留学JAPANの選考を考えている人
トビタテ6期生です。2017年1月の出来事なので記憶があやふやなので間違っている個所もあるかもしれません。また、現在の選考方法は異なる可能性もあるので、この記事は参考までにしてください。トビタテ!留学JAPANの受験に支障が出ても、当サイトではいかなる責任も負いかねます。
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Contents
受付
私が指定された会場は東京の文科省でした。不安で早めに会場についても開場していません。早くついてしまった人は近くのカフェで時間をつぶしましょう。ちなみにそこのカフェにはトビタテを受ける人がちらほら見受けられました。
開場時間になったら、会場入りして受付が始まるまで廊下みたいなところで待っていました。
そこでは多くのトビタテ生がいます。プレゼンの練習をしている方もいれば、リラックスした様子で他の受験者とお話ししている方もいました。過ごし方は自由です。

服装に関して皆さん不安に思っている方がたくさんだと思います。僕は目立ちたくなかったので、セータとユニクロの黒パンツで試験に挑むことに。理系コースのほとんどの方が普通のカジュアルな格好を来ていました。理系人材のコースの中には、留学先の大学のパーカを着ている子とかもちらほらみうけられました。服装でちょっとアクセントを入れるのに大学パーカは良いかもしれませんね。 多様性や発展途上国コースの方は民族衣装みたいな服を着ている方もいて、華々しい人達だなぁ~と感心した様子で眺めていた記憶があります。
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面接編
受付後、指定された席に座っていました。10分か20分ぐらいたつと面接官の元に案内されました。面接官は50代の男性の方だった記憶があります。最初の質問はいきなり




口調は強かったのですが、緊張してうまく喋れない僕に対してどんな人間かを知るために手ほどきしてくれる優しい面接官でした。
他に来た質問は。
- 留学内容について簡単に説明して
- TOEIC凄いね。どうやって勉強した?
- 注目している研究は?理由も含めて三つ教えて
- 今やってる研究について教えて
だった気がします。書類の内容にはあまり沿ってない内容が多かったです。とても緊張して口ごもってしまいましたが、全部答えることはできました。口ごもっても緊張しても、しっかりと想いや考えを最後まで伝えられれば平気です。面接官は敵ではなく、一生懸命にあなたを知ろうとしてくれる味方です。
正直、面接に関してはそこまで対策しませんでした。最低限自分の留学内容を噛まずに言えるように準備したぐらいです。今までやってきたとこや自分の性格について説明すればいいのかなと認識していました。不安な方は質問リストとかをあらかじめ作って用意するべきだと思います。
ちなみにこちらに僕の海外遍歴が乗っているのでご覧ください(笑)
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プレゼン編
プレゼン資料作り
パワーポイントで資料を作成し、サイズはA3に合わせて印刷して、スケッチブックに貼り付けました。
資料の作り方としては、画像を多めに使ったほうがいいです。僕の指導教員曰く、

だそうです。300文字の根拠はしりませんが、できるだけ文字は減らして図を多く使うように心がけました。
また、プレゼンの内容だけなく、補足スライドや質問を予想して質問用のページを作っておきましょう。そして、横に付箋等を張ってどこにページがあるかをわかりやすくしておきましょう。スケッチブックからスライドを探すのは大変です。質問時間も短いので、すぐに答えられるようにして、面接官にできるだけ多くの情報を与えられるようにしましょう。
ノートPCの画面を皆に見せる方もいました。発表する際は輝度や光の反射に気を付けましょう。 あんまり暗かったりすると見えにくかったり、光の反射で見にくいなんてこともあると思います。
僕がノートPCにしなかった理由は大事な時にWindows Updateや急に停止するなどでPCが動かない等の不安面が多かったため、結局アナログな媒体である紙で行きました。
中にはプレゼンの前に資料を印刷して渡している方もいましたが、僕はあまりお勧めしません。理由としては、聴衆が資料にばかり目を通すようになりあなたのことを見てくれなくなります。プレゼンは顔の変化や身振りも含めたパフォーマンスです。そのパフォーマンスを通してあなたという人間を知ってもらうものだと僕は認識しています。
加えて、学会のプレゼンとは違い難しい数式も使わず、トビタテのプレゼンは留学計画を説明するだけです。簡単に理解できるので何度も資料に目を通す必要ありません。どうしても渡したい方は印刷した資料はプレゼンをした後に渡すのが良いかもしれません。
プレゼン編
プレゼンの時間は一人4分間与えられ、プレゼン後に面接官から質問時間が一分あり、最後にフィードバックを受けます。
質問の内容は
“アメリカで行う研究と日本で行っている研究との関連性やアメリカでの研究を帰国後どうやって生かしていくかを説明してください。”
フィードバックに関しては、
“3loncoさんのプレゼンは綺麗にまとめてあって非常にわかりやすかったです。また、向こうで行う研究を通して学んだことが将来に活かせることビジョンを見据えていて素晴らしかったと思います。”
とべた褒めのフィードバックを頂きました。自分で言うのもなんですが、プレゼンだけで見たら僕が一番良いフィードバックをもらっていた気がします。
全員のプレゼンが終わった後に10分程度で気になった人のプレゼンに対しての質問する時間や感想を述べる時間がありました。面接官の前で質問するため質問内容や質問の返事も採点されていると思います。雑談みたいな質問は止めましょう。自分への減点だけでなく、他の受験者の留学を知るチャンスも奪ってしまいます。
グループディスカッション編
全員のプレゼンが終わった後はグループディスカッションがあります。これに関しては本当にボロボロでした。

内容は”良い留学をするにはどうすればいいか?”でした。一枚の紙に内容をまとめて、最後に代表一人が面接官に向けて発表するというものでした。ここでラッキーだったの事はほかの受験者がみんな優秀だったことです。皆でどんどん意見を出し合って綺麗にまとめてくれました。僕はその間

とひたすら相槌を打っていただけでした。発表も優秀な方が一人で全部説明してくれたおかげで、僕は何もすることなく終わりました。 面接官は僕がディスカッションに参加しない様子を見て減点していたかもしれません。いや、していたでしょう。それでも合格することはできました。
面接を受ける前にしておきたいこと
プレゼンは100回は練習しよう
伝説の初代iPhoneのプレゼンで有名なスティーブ・ジョブズ。彼はたった5分のプレゼンのために何週間も前から準備を始め何度も練習を繰り返したそうです。というわけで、世の中で天才といわれる人でも何百時間と時間をかけて本番に臨むのです。皆さんもたくさん時間をかけて練習しましょう。本番になればとてつもない緊張感に襲われます。しかし、あれだけプレゼンを練習したんだ!その自信が緊張感を払い、成功に繋がります。
ネットを活用してトビタテOBと連絡を取ってアドバイスをもらおう
インターネットには、トビタテ対策について綴ったトビタテ生のブログが多くあります。そこでは、アドバイスをしてくれる方もいるので相談してみましょう。
また、トビタテが運営している留学大図鑑ではSNSの連絡先を公開している方もいます。そこから質問するのもいいかもしれません。

Facebookを使ってトビタテ受験者とプレゼンの練習をしよう
Facebookのグループでトビタテ二次選考対策グループが有志によって作成され、そこでは頻繁にSkypeを用いてプレゼン練習をしませんかという誘いの投稿があります。そこで、二回プレゼンを練習しました。
当時はFacebookメッセンジャーにビデオ機能がなかったので、Skypeで練習をしました。今はFacebookメッセンジャーでビデオチャットを行うのかもしれません。
初めての練習は理系4年の大学生。二回目は医学部生、博士の学生、一回目の練習相手、理系4年生,文系3年生の5人の方でSkype。
二回の練習含めて、全員プレゼンのレベルが高すぎてびっくりしました。自分のプレゼン方法、内容も含めて全てが劣っていて悲しくなりました。しかし、悲観的にならなくても大丈夫ですよ!受験者は海外に視野を向けた高い志を持った学生です。優秀な人が集まっているだけで、決してあなたが劣っているわけではありません。むしろ、優秀な人からのフィードバックで自分のプレゼンを磨けるチャンスです。
このFacebook対策会が準備として一番効果的だったと思います。研究室の先輩や先生だと似たような指摘ばっかりであまり参考になりませんでした。一方でこの対策会は様々な分野の学生が来ます。他分野の専門からの視点や考え方、自分では聴衆に伝わってると思ってた内容が他分野の人には理解しにくいスライドの指摘などたくさんありました。それらを参考にプレゼンを作り直すことで、より良いものができます。
ちなみに、そのビデオチャットにいた5人は全員トビタテ合格しました。
学内のトビタテ受験者とともに対策を練ろう
大きな大学では大学内の一次審査合格者を対象に対策会があるみたいです。OBも来て一緒に対策してくれるらしいので、ぜひ参加して対策をしましょう。
- プレゼンの練習はたくさんしよう
- トビタテOBと連絡を取ってアドバイスをもらおう
- Facebookのトビタテ二次審査対策グループを使おう
- 学内のトビタテ生と対策を練ろう