昇進試験のために、会社からQC検定2級を取れといわれたので受験し、先日自己採点したところ、おそらく合格しました。約77%正解。
<2019年4月26日更新>
ネットでのWeb結果発表で確認したところ合格。合格通知書は後日載せます。
今日の記事では、QC検定二級の合格方法について解説。
この記事では、できる限り少ない時間で効率的に合格する方法を伝授します。そのため、QC検定を通して実践的なスキルを培いたいと考えているあなたにはこの記事はおススメしません。

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QC検定合格に必要なテキストと電卓
まず、QC検定合格に必要な道具を買いそろえる必要があります。具体的には二つあります。テキスト二冊と一般電卓(関数電卓は不可)です。
必要なテキスト
僕が使用したテキストはこちらの二冊です.
QC検定を主催している日本規格協会が出版している本。中身の薄さの割にはとても高額でカネの匂いしかしません。しかし、合格のためにはこちらのテキストを購入する必要があります。
- 時間を計測して解くことでテストの要領や自身の弱点をつかむ
- 過去問から似たような問題が出題されることもある

これを買わなきゃ合格させないよ?といわんばかりの日本規格協会の姿勢には尊敬します
具体的な使い方はこちらの記事をどうぞ
この二冊の違いをAmazonを頼りに、自力でまとめてみました。
一般電卓
家に普通の電卓があれば、そちらを使ってもらっても問題ありません。

√の計算ができるかしっかりと確認しておいてね!
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QC検定2級の難易度と合格基準
QC検定二級は結構難しい試験です。

HPより
2級に関しては年々難化傾向にあり、ここ数年では20%の合格率を前後しています。

しっかりと対策しないと落ちることがわかりますね。
次に僕の戦術を理解してほしいので、QC検定2級の合格基準を確認しましょう。
各分野50%、全体で70%取れれば合格できます。 では次に、出題分野がこちらです。
- QC的ものの見方・考え方
- 品質の概念
- 管理の方法
- 品質保証
- 品質経営の要素
- 論理・社会的責任
- 品質管理周辺の実践活動
- データの取り方とまとめ方
- 新QC七つ道具
- 統計的方法の基礎
- 推定と検定
- 管理図
- 抜き取り検査
- 実験計画法
- 相関分析回帰分析
- 信頼性工学
の以上です。
赤字で書いてある部分は、全て理解しましょう。理由としては、赤字で書いた場所は主に計算問題です。解法さえ勉強すれば絶対に満点が狙えます。詳しくはこちらの記事で書いています。ご覧ください。
一方で青字で書いた部分は用語問題です。勉強しても間違える場合もあれば、逆に勉強しなくても解ける問題が多くあります。そのため、ここを勉強してもあまり効率よく点数が取れません。詳しくは下の記事にまとめてあります。
次に、過去問と実際に受けたテスト用紙から計算問題と用語問題の比率を大まかに出してみたところ以下の表のようになりました。

計算問題は平均で約46%で、用語問題は54%でした。ここで僕は、計算問題の勉強に力を入れて全部正解を狙い、用語問題に関しては最低限勉強して54%の半分27%を狙う。
そうするとどうなるかでしょうか?46+27=73%!!
70%を超えているので見事合格です!

でも、本当に勉強しないで用語問題取れるの・・・?
断言します!後で教えますが、最低限の用語さえ抑えれば、絶対に取れます。
こちらのサイトでは、用語の例題が確認できます。どうでしょうか?知識なくてもなんとなく解けません?(笑)
例えば、(1)は問題見てみると当てはまる答えは
- 三現主義
- 5ゲン主義
のどちらかしかありえませんよね。そうすれば、ここは50%まで正解率を上げられます。もっと言えば、”現”が不自然に5個も出ているので、5ゲン主義が正解とわかりますよね。
これ以外の問題も僕が教える最低限の用語さえ覚えておけば、絶対に各解答を正答率50%以上まで到達でき、用語問題は全体で50%以上は取れます。
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まとめ
この記事では、QC検定2級合格の秘訣について解説しました。
計算問題に関してはこちらにまとめてあります。
また、用語問題の解き方についてはこちらにまとめてあります。
上の二つを読み終えたら、過去問の解き方を読んでください。
通信教育とかまったく必要ありません。独学で一か月で合格できます。